最近思うこと 
                                   日向 光子


                                  
 私と同年代(50代前半)の友人二人と話していて、「働くこと」について感じたことを記します。

 友人の一人は結婚してからは、彼女の夫の海外勤務に付いて世界中を巡り、つい最近日本に本人、子供二人と共に戻ってきました。戻ってきた途端、彼女の母親に痴呆症状が現れ、病院または施設に入れないかと調べている所です。ところが、良い施設は料金が高く彼女は夫からその費用を出してもらえないと考えています。彼女は海外駐在員の妻として夫と共に会社のために働いているのですから、夫の収入の半分は彼女の貢献によると私は思います。しかし、良妻賢母の友人はそう考えることができず、悩んでいます。

 一方、もう一人の友人は結婚後、家業の洋服店を夫と共に切り盛りし、洋服店の商売が思わしくなくなると、箒(ほうき)の製造を始め、経理から時には箒の製造まで担当しています。「妻が倒れたら自分も困るから、50代という若い世代でない夫でも私の健康を気遣い、二人で協力して家事・仕事をしている。」と友人は言います。

 家事・育児以外に「働くこと」により、女性の意識も夫との関係も自立した自信を持ったものになることが容易であるということを感じました。今回はここまでです。